「はじめに言葉ありき おわりに言葉ありき」島地勝彦 (2011) 二見書房

はじめに言葉ありき おわりに言葉ありき
創造の主は、精子卵子が愛しあいながら結合すれば、優秀な子供を授ける平等なチャンスを与えている。優秀な両親であっても、ときに凡庸な子供が生まれるのは、すでに二人の愛が醒めているからなのだ。反対に大したDNAでなくても、愛しているうちに精子卵子にぶつかると、天才が誕生する。(たとえ男と女のDNAが優れていても、愛の結合でないと子供は凡庸に生まれ、DNAが普通でも燃えるような愛で結合すると、天才が生まれる。p-188)
言いたい放題である(w。科学的に証明することは至難の業だろうが、「氏か育ちか」といった議論より、このくらいに思っていたほうが人生は豊かであるだろう。「冥土までの暇つぶし」である人生をいかに味わいつくすか。大人のためのテキスト。(2011年8月12日読了)