消える大学残る大学 諸星 裕 (2008) 集英社

消える大学 残る大学 全入時代の生き残り戦略
ですから、最初の「大学の産物とは何か」という答えもここから導かれます。大学の産物、つまりプロダクト、製品というのは実は単位のことなのです。
(「大学は学生のためにある」p-188)
ここだけ抜き出すと語弊があるが、論理は非常に明解だし、目指しているものも真っ当。今まさに起こっている「大学」という制度のパラダイムシフトを活写しており、このようになる可能性はかなりあるだろうと思う。
(2009年3月3日読了)