知の挑戦 〜科学的知性と文化的知性の統合〜 エドワード・O・ウィルソン 2002 角川書店

知の挑戦―科学的知性と文化的知性の統合

物理学者は見事な成功をおさめたが、それと同時に、数学の助けのない直感の限界をあきらかにしたー―彼らが発見した自然を理解するのが非常にむずかしくなったのだ。理論物理学分子生物学は生まれつき身についているものではない。科学の進歩の代償は、「現実世界は人間の頭でたやすく認識できるようにはできていない」という屈辱的な認識である。(第三章 啓蒙思想 p-42)

全体の1/4弱、80ページあまりを読んだところで挫折。文章は平易だし言っていることも理解できるが、話が長い!(w。この人の本はどれも厚いが、そういう「芸風」であって、必ずしもそれはその内容から要請されるものではないのかも知れない。まぁ、全部読んでないので何も言えないわけだが。
(2009年4月)