Foresight 4月号 新潮社


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「私どもができるとすれば、研修生の話を聞き、受け入れ機関につなぐ。その後は、当事者で納得いくよう話し合っていただく。(JITCOは行政機関ではないため)法的権限はありませんので…」(企画調整課) 受け入れ企業や研修生がJITCOに駆け込むのは、当事者同士では問題が解決できない状況にあるからだ。だが、JITCOは何の役にも立たないのである。
(「研修生切り」は日本の国家的汚点」 出井康博)
ここである。一連の連載記事がこの通りだとするならば、いまだに現在進行形で天下り財団法人が跋扈していることにゲンナリさせられる。この国家に対するどうしようもない無責任はいったい何なのか? いいオトナが何を思ってそんな仕事で禄を食んでいるのか、理解に苦しむ。
(2009年4月2日読了)

追記:すでに異議申し立てをしている弁護士たちもいるようだ。