2011-07-21から1日間の記事一覧

「西の魔女が死んだ」 梨木香歩 (2001、単行本は1994) 新潮文庫

そして、そのとき、まいは確かに聞いたのだった。(p-191) もはや古典の域に入る名作だろう。子供の頃、このようにものを考え、感じたのではなかったか、と思わせる。そしてその裏側で、幼いころはなつくものの、成長すると自分のもとを去っていく孫娘を見…