2010-08-21から1日間の記事一覧

「若者よマルクスを読もう 20歳代の模索と情熱」内田 樹・石川康宏 (2010) かもがわ出版

疎外論の出発点が「自分の悲惨」ではなく、「他人の悲惨」に触れた経験だったということ。マルクスは「私たちを阻害された労働から解放せよ」と主張したわけではありません。「彼らを阻害された労働から解放するのは私たちの仕事だ」と主張したのです。この…